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■JASAモデルベース開発・検証研究会セミナー
~ SysMLを用いたモデルベース開発とトレーサビリティ ~
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組込みに限らずソフトウェア開発には常に「品質」と「開発効率」が求めら
れています.特に組込みソフトウェアに関しては携帯端末に代表されるよう
に,ハードウェア性能向上やインフラの高機能化に伴い求められる,ソフト
ウェアによる柔軟なサービスや高機能化への対応は年々増大する傾向にあり
ます.モデルベース開発は従来の設計手法での限界である仕様書の確かさ確
保や開発フェーズ間のトレーサビリティを確保する有望な解決手法として,
また,設計の高品質化に寄与する手法として期待されています.
本セミナーでは現在行われているモデルベース開発や検証の実際の開発現場
からの声,また,モデルベース開発の今後などに対して,専門家をお招きし
講演して頂きます.
皆様のソフトウェア開発現場に,モデルベース開発,そして,テスト(試験)
ではなく検証を今後導入する必要があるとお考えの皆様,または興味がある
皆様には奮ってご参加いただければ思っております.
セミナー終了後は,講師を交えた懇親会を開催いたします.皆様のご参加を
お待ち申し上げます.
●モデルベース開発・検証セミナー
JASAモデルベース開発・検証研究会では,組込みソフトウェア開発の主流に
なりつつあるモデルベース開発とその懸賞手法を実際のソフトウェア開発現
場で実践的に適用できるよう,開発現場へのヒアリングのまとめやモデルサ
ンプルなどの具体的な提示をとおしモデルベース開発・検証手法の国内への
普及と手法の確立に向けて活動しています.
第1部では,「SysMLを用いたモデルベース開発」と題し,UML系のアーキテ
クチャ記述言語として提案されたSysMLが,近年のモデルベース開発にどのよ
うに用いられているか,最近の動向や適用事例を含めて紹介させていただき
ます.
また,第2部「トレーサビリティの適用」では,トレーサビリティの適用に
役立つ知見として,スマートハウスのリスク・ハザード分析から確保される
トレーサビリティを設計に繋げていく事例や,トレーサビリティの可視化と
ソフトウェアプロダクトラインとの連携について,紹介させていただきます.
●開催要項
日時:平成25年3月25日(月)13:00 ~ 17:45(終了後,懇親会)
場所:JR博多シティ9F第2会議室
〒812-0012 福岡県福岡市博多区博多駅中央街1番1号
定員:70名
お申込み方法
下記必要事項をご記入の上,Emailにてお申し込みください.
・件名に「3月25日セミナー参加希望」と明記
・参加者氏名
・会社名,所属,電話番号,Emailアドレス
・懇親会参加の有無
●問合せ・申込み先
九州大学大学院システム情報科学研究院
安藤 崇央 ando.takahiro@f.ait.kyushu-u.ac.jp
●プログラム
主催: JASAモデルベース開発・検証研究会
共催: JASA九州支部
ES-Kyushu 九州モデル駆動開発・検証推進部会
九州組込みソフトウェアコンソーシアム(QUEST)
九州大学システムLSI研究センター
主催者挨拶
13:00~13:15 「挨拶・JASAモデルベース開発・検証研究会活動報告」
・九州大学教授・JASA理事 福田 晃
第1部 SysMLを用いたモデルベース開発
13:15~14:15 「SysMLとモデルベース開発の動向」
・慶應義塾大学大学院SDM研究科 教授 西村 秀和 様
14:15~15:15 「SysMLを用いた事例紹介」
・株式会社コギトマキナ 代表取締役 鈴木 尚志 様
15:15~15:30 休憩
第2部 トレーサビリティの適用
15:30~16:30 「リスク対応とSysML設計トレーサビリティ」
・ベリサーブ株式会社 中野 昇 様
16:30~17:25 「トレーサビリティ可視化とSPLE」
・キャッツ株式会社 竹田 彰彦 様
17:25~17:40 「QUEST 九州モデルベース開発推進研究会について」
・九州大学 准教授 久住 憲嗣
17:40~17:45 「挨拶」
・JASA専務理事 門田 浩
懇親会
18:00~
場所:JR博多シティ10F くうてん「ワインスタイル ぶどうの樹」
会費:2,000円(任意参加,JASAの名前で領収書発行)